ケントの国・アメリカで制作された4年制講義を編集した自宅学習用教材
ヨーロッパでホメオパシーの衰退が起こった時、ホメオパシーを志す多く人がアメリカへ渡りました。アメリカで行われているホメオパシー教育とは一体どのようなものなのか、このDVDを通じて実感できます。
ハーネマンカレッジ4年制の授業風景を撮影し、それを丹念に編集した、ホメオパシーの真の基礎が詰め込まれた教材です。
日本語版ではなく英語版で楽しみたい方は下記サイトからご購入下さい。
http://www.herrickmorrison.com/sitemap.html
http://www.rudrapress.com/products/dvd/homeopathy.htm
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DVD Theory 理論Vol.1シリーズ
1-1.イントロダクション(8分)ジョナサン・ショア理論の6枚組DVDがどのように展開されているのか、なぜその講義が必要なのか、ハーネマンカレッジを代表し、ジョナサン・ショアが講義全体の流れを解説しています。
1-2.ホメオパシー概論(59分)ジョナサン・ショア
ホメオパシーとはどのようなものであるのか、学び方、全体概念、全体構造に関する講義です。59分という時間は総括編集された時間ですが
・類似の法則について
・エッセンスとは何か
・エネルギーとは何か
・治癒の法則とは何か(臨床ではどう使うか)
・ポテンシーは何を基準に選ぶか
・反復投与はいつ行い・いつ行わないのか(判断基準)
・治癒とは何か
・マテリアメディカやレパートリーをどう学習するか
という4年制で学ぶ全てを網羅します。ホメオパシーにおける必要な指標が全て網羅されています。
*
ホメオパシー単発講座では、こちらのDVDを使用します
2-1.ホメオパシーの研究(32分)ロジャー・モリソン
ホメオパシーの作用機序はじめ、ホメオパシーに関して証明されているもの、されていないもの、分かっていること、各種ホメオパシーレポート・ジャーナル、ホメオパシー研究のために必要なものを網羅します。海外ではここまで研究されているという事を、医師であるロジャー・モリソンが科学的に説明します。
2-2.オルガノン・イントロダクション(54分)ロジャー・モリソン
イントロダクションというタイトルですが、オルガノンについて、
・オルガノンを臨床でどう使うのか
・オルガノンの歴史
・オルガノンはなぜ6回も推敲されたのか
・LMポテンシーはそれまでのものと比べ何が良いのか(LMを使うべきかどうか)
・LMに変更する背景となったハーネマンの治癒の概念とは何か
など、日本のクラシカルと呼ばれる学校では講義されていない一切をロジャーモリソンが講義します。
矢継ぎ早にオルガノンが出てきますが、繰り返し視聴の欠かせない講義です。
3-1. 類似の法則(39分)ロジャー・モリソンホメオパシーの核となる法則ですが、この法則に関しオルガノンは、ハーネマンはどのような理論を持っていたのでしょうか。そして現代のホメオパス達はどうなのでしょうか。
ハーネマンの類似の法則は、ヴィソルカスやサンカランに受け継がれ、深まっていますが、どこかどのように深まっているのか、また実際に臨床においてはこれをどう用いるのか、ロジャーモリソンによる講義です。
3-2.エッセンス(本質)と中心的妄想(44分)ジョナサン・ショア
「私達の目の前の大きな任務は、苦しみを取り除く事です。どのような場合でも、簡単に達成できる事ではなく、私達が自らに課した状況においては、本当に、信じられないほど困難な事です。自らに課したのは、ホメオパス、治療者という立場です。つまり苦しみを取り除くため、そのプロセスを妨げたり、痛みを阻止したり、感覚を鈍らせたりするのではなく、生命体を整え、調和とバランスをもたらし、生命体が歪んだやり方で自らを表現する必要がないようにする事です。」〜ジョナサン・ショア〜(講義冒頭字幕より)
クライアントの苦しみを取り除く事を宣言したジョナサンは、そのための手法を具体的に講義の中で説明していきます。
昨今最も脚光をあびている「妄想」ですが、妄想とは一体何であり、なぜそれほど重要なのか、レメディを選ぶために含めるべき症状とは一体何か、オルガノンではどのように説明され、その後のホメオパスたちはどのように考えたのか、ジョナサン・ショアが歴史的文献を丹念に読みながら壮大な地に足のついた哲学講義を進めます。
4-1.ホメオパシー書籍紹介(43分)ロジャー・モリソン
ホメオパシーには無数の書籍があります。日本人はそのうち何冊知っているでしょうか。
英語の原本を簡単に読む事ができない私達日本人にとって、ホメオパシーの必須書籍を知る事は非常に意味があります。
そして、その必須書籍を、英語で全ての文献を読破しているホメオパシーの巨匠達に教えてもらうことに意味があります。歴史的な各マテリアメディカやレパートリーの特徴や重要となるポイント、信頼性とともに、学び初めて何年目まででどのようなものを読むべきで、その理由は何か、ロジャーモリソンがきっちり全て講義します。
4-2.レパートリー・全身症状(44分)デボラ・ゴードン
私が通った2つの学校でもレパートリーは当然「さわって」いました。(それも少しだけ) けれど一方でレパートリーは自動的に分かるものでないことは、マーガレットタイラーが指摘している通りです。
この講義では、医師であるデボラ・ゴードンが医学的用語と解剖学的説明を加えながら、レパートリーの構造、各チャプターで分かりにくいルーブリック、分かりにくい言葉、見つけづらいルーブリックと、ある症状を調べるために見落としてはいけないルーブリックを丁寧に解説します。
この講義のタイトルが「全身症状」となっているのは「全身症状」(generalities)のチャプターだけを解説しているからではなく、クライアントの全体像をもれなくきっちりレパートライズする事を意図しているからです。
*字幕訳者コメント:海外のホメオパス達は「レパートリーを使いこなすため」に様々な書籍も刊行していますが、それだけ難解なものですので、是非この講義を視聴し、「レパートリーは学ぶべきもの」という共通認識が日本人に芽生えていけばと思います。
5-1.レパートリー・イントロダクション(48分)デボラ・ゴードン
レパートリーには歴史があります。けれど、なぜレパートリーは生まれ、またその構成が変化していっているのでしょうか。
徐々に進展してきたレパートリーの歴史とともに、各チャプターごとに1つ1つを細かく考察していきます。例えば・・・
・paralysisとはどういう感覚か
・夢はどのチャプターにあるか
・胆嚢はどのチャプターにあるのか
・どもる という症状はどのチャプターにあるのか
などなど、日々の臨床の中でレパートリーが活用できるように講義します。
5-2.レメディの進展(29分)ロジャー・モリソンホメオパシーになくてはならないレメディですが、レメディの事を記したマテリアメディカの歴史とともに、レメディの進展史をロジャーモリソンが講義します。
Platinaを題材にとって、このレメディがどのように進展してきたのか、ハーネマン、ケント、ヴィソルカス、サンカラン、ショルテンと、その概念をつないで展開していきます。数多くの名著も登場します。
6.急性病のケーステーキング(55分) ナンシー・ヘリック
この分野は、日本のホメオパシー教育では欠落した部分です。
・急性病とは一体何か(急性と慢性の鑑別)
・何をなすべきなのか、何をしないべきなか
・どういう事を観察すべきか
・初心者がとってはいけないケース
・症状の重さの判定基準
・ケースのとりかた(何に気を付けてケースをとるべきか)
・ケースの記録の仕方
を臨床を行い続けているナンシーヘリックが講義します。
急性病のケーステーキングを慢性病のケーステーキングと分けて講義展開していますが、病気の意味とマヤズムにもふれながら、経験が深くないホメオパスが出来る事を細かく講義しています。
*具体的な急性症状各種症状への対応とレメディは「急性症状シリーズ」になります。
プロジェクト
- プロジェクト名
- Homeopathy-info.Japan ホメオパシー教材日本語化プロジェクト