×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

本文へスキップ

ハーネマンカレッジ自宅学習用教材を中心に、クオリティの高いホメオパシー自宅学習教材を現地価格で提供するサイトです。

Am-c.Ammonium Carbonicum 

James Tyler Kent ケントのマテリアメディカ

Ammonium Carbonicum 炭酸アンモニウム

古いやり方で臨床を行い、Ammonium carb.を素晴らしく揮発性のあるものとしてとらえるならば、私達はこれを気絶を緩和するためのもの、またオールドミスや他の女性を慰めるための鹿角精としての利用だけを考えるだろう。けれどAmmonium carb.は深く作用する体質的なレメディ、抗psoricレメディである。素早い血液変化を起こし、全身をかき乱し、慢性的な壊血病を起こす。体内に流れるものは全て刺激性がある。唾液は刺激性があるので唇の皮がむけ、口の角と中央にひび割れが起こり、赤向けして乾燥してかさぶたになる。眼からの刺激性のある液体の分泌で、まぶたはただれて、乾きひび割れを起こす。排便も刺激性があり皮膚がむけてヒリヒリする。女性の生殖器は、刺激性のある月経分泌と帯下のために赤むけて痛む。皮膚に潰瘍がある時は必ず、そこから滲み出たもので患部一円がヒリヒリと痛む。この皮膚がむけてヒリヒリする感覚は、このレメディの分泌物と滲出物全てに当てはまる。。

このレメディは黒い血を出すし、血が固まらない事がしばしばあり、鼻、子宮、膀胱、腸から出血する。血が暗い色で、循環系でひどい問題が起こっている事を示している。皮膚はとても青白く、斑である。

心臓に激しい作用を起こす。聞こえるほどの動悸があり、この動悸はあらゆる動作で悪化する。これに伴いひどい疲労もある。古代の人が知っていたAmm carb.で心臓発作による呼吸困難を乗り越える事ができるということと、述べたようなアンモニア水と鹿角精の使用にはある程度類似性があるのは奇妙な事だ。古代の人は刺激を起こす物質として使うが、必要ならば希釈した単一投与で充分である。古代の人はひどくない肺炎の状態、より進んだ状態へ向かうターニングポイントで鹿角精を使う事をよく知っていた;これは古いアロパシーが行う臨床だが、中にはホメオパシー的に関係するものもある。時にはこれが肺炎末期の心不全を伴う恐ろしく衰弱したステージの患者を治癒する。またこのようなケースを緩和したので将来使えるレメディとしても確立した。

Ammonium carb.には敗血症に類似した状態がある。例えば丹毒や、しょう紅熱の最も悪性期に見られる疲弊とひどい呼吸困難を伴う状態、心臓が止まるように思われるほどである。これに伴い、皮膚表面の異常な斑状態がある。血管が麻痺しているためである。また腺が肥大し、顔が浅黒く腫れる。アロパシー的にはAmmonium carb.は単にそのような状態だけに何世紀も使われて来たし、その効能によりホメオパシーと関係があることも示してきたのだ。

単純な衰弱、心臓の弱まり、やつれが見られる。症状の欠如とレメディへの反応の欠如がある。患同期と呼吸困難のために患者は横にならなければならない。衰弱の問題にすぎない。
1年半の間非常に楽しみを与えてくれた症例をがある。次の様な事を述べてくれた この街に住む女性の症例;患者の状態は、動くと呼吸困難や動悸を伴うという、異常な心臓の弱さの一種だった;その症例をずっと扱っていが、充分に調べていたわけではなく、私の療法で進歩しなかったので、私の手を離れ非常に有能な神経学者の1人の元へ連れて行かれた。彼は「残りの治療」をし、6週間で完全に治るだろうと約束した。しかし彼女は6週間が終わる頃、今までよりひどくなり、それから心臓の専門医に回され検査を受けた。心臓の活気がないのは本当だが、有機的な影響はなく、結果的にこの症例は自分の分野のものではない、とその医者は言った。そして、彼女は肺の専門医に回され、その後あらゆる種類の専門医に検査された。彼女の内臓はすべて十分に調べられ、どこも何も問題は無いと言われた;だが、かわいそうなこの女性は苦しみと心臓の動悸で歩けなかった。彼女は少し乾燥した短いから咳があり、胸部を調べても何も悪くなかった。しかし、3ヶ月ほどずっと試練の中にあり心不全状態を患う患者の家族は私の味方となり、他の人達を説き伏せ、私は再び彼女に会いに行く事になった。私は、ほとんど症状がない この極めてあいまいな症例の研究を続け、遂にAmmonium carb.に落ち着き、18ヶ月間このレメディを続けた。今や彼女の状態は上り坂で、したい事は何でもし、家事にも戻れそうだ。彼女に積み重なっていた神経衰弱や精神疲労や他の診断の症例から、彼女は一つのレメディで健康な女性になった。これは、このレメディがいかに深く作用するかを示している。一服は6週間から2ヶ月間作用し、一刻ごとにしっかりとよくなって行った。

生理期ごとに疲労困憊に至る。生理の初日にコレラにかかる、またはコレラと間違える;多量の下痢。Veratrum に見られるような吐き気や疲労を伴う疲労もあれば、寒さと青さ、衰弱、呼吸困難を伴う疲労もある。これまでに話して来た呼吸困難の種類は、喘息性の呼吸困難ではない;心臓が弱いために起きる心臓疾患性の呼吸困難;しかし、このレメディにはまた喘息もあり、喘息にこの特性がある;もし部屋が暖かければ、窒息しそうになるまで呼吸困難がひどくなる;まるで呼吸欠如のために死ぬようだ。楽になるため冷たい空気の中に無理に出て行く。暖かい部屋で喘息性の呼吸困難がひどくなる一方、 身体面の状態は寒さから悪化する。身体と頭痛の不調は寒さから悪化する。

このレメディを通して共通する事は、骨が痛む事だ。骨が折れそうに痛む。天候の変化や口の中の温度の変化のたびに、歯が激しく痛む。顎が痛い、或は歯根が痛い。 顕著な特徴は抜け毛、指の爪が黄色っぽくなる、歯茎が歯から離れて出血、歯が緩むことで、すべて壊血病の体質と一致している。

このレメディにはヒステリーがあり、神経質な女性が首飾りにつるしてアンモニアの瓶を持ち歩いているのは驚く事ではない。閉じ込められた所に行くとすぐ気絶したり、鹿角精を使わねばならないので、女性でこうする人は多い。女性におけるこの状態は、穏やかな度合いにおいてはヒステリーではない;繊細である;だが、更に顕著な段階になった場合は、ヒステリーになる。ヒステリーな気絶は、鹿角精を使う事で避けられるだろう。Amm. carb.は心臓の作用を刺激し緩和する。

Ammonium carb.は非常に憂鬱である。よく泣く、気絶、発作、不安、落ち着かない、動きから起きる疲労。他人が何を言ったかに過敏。他人の話を聞く事から不調。精神面と身体面の不調は、双方とも湿気た天候で悪化し、冷たい、底冷えがする、湿気た天候に敏感。痛風性の不調、神経性の不調、衰弱、心臓の不調、呼吸困難、頭痛などが、底冷えの天候で起きる。湿気た天候や天候の変化でうっ血性の頭痛が起こる。額や目から脳がにじみ出るような感覚。
「脈打つ、破裂するかのように額が脈打つ、鼓動する」。頭痛は足踏みから悪化、特に生理期間に頭痛が起こる。頭痛は朝悪化する。これまで述べた症状と頭痛を呈するこのレメディはLachesisと解毒的な関係性にある。Lachesisは述べたような衰弱状態を全て作り出すからだ。古い教科書の「Lachesisに反目する」という表現に気が付くことだろう。これが意味するのは、 Lachesisが高いポテンシーで与えられ、治癒的に働いている場合、Ammonium carb.はその後続として治癒の働きをせず、症例を妨げ、混乱させ、症状を混ぜてしまいうる事があるという事だ。しかしLachが低すぎるポテンシーで与えられたために患者に原物質の毒が入った場合、Ammonium carb.を高ポテンシーで使うと、作用の類似性のためにAmmonium carb.が解毒剤となる。有毒症状の多くを乗り越えるだろう。蛇に咬まれた事がある人の様相と、このレメディの病因を調べると、両者間に大きな類似があると分かるだろう。このレメディは蛇に咬まれた時に繰り返し使われて来た事はよく知られている。全てを救った訳ではなかったにせよ、そのような症例では何がしかをしてきたので、Ammonium carb.に素晴らしい評判を打ち立てる事ができたのだろう。解毒剤自体として与えるのではなく、敗血病に示される時や伝染病にかかった動物に噛まれた時、Elaps.のように黒い液体の出血の傾向がある時に与える。蛇毒にも共通する事は、凝固しない黒い血液を出血するという傾向だ。

目の症状がたくさんある。頭痛と関連し 目の前に閃光が見える;二重のビジョン;光を嫌悪する。「裁縫後、目の前に大きな黒い点が見える」。先に述べたような体質にこれらの症状が存在する時、Ammonium carb.は白内障を治してきた;Ammonium carb.は患者を治し、ついには水晶体がよくなった。目の灼熱感、目の刺すような激しい痛み、目の充血(血走った目)。

聴覚を乱し、聞こえにくくする。耳からの刺激性のある分泌。

前述のような壊血病、鼻のカタル状態があった。鼻からの刺激性のある分泌液。「深刻な痛み、まるで脳が鼻のすぐ上から押し出ようとしているような痛み」「朝、顔や手を洗っている時、鼻血が出る」。入浴から多くの不調が起きる。顕著な特徴は、入浴後肌が赤く、まだらな点で覆われる事である。入浴であちこちが脈動し、鼻血も起こす。入浴から動悸も悪化する。

喉においては、悪質の猩紅熱やジフテリアやその他の伝染病の状態のような様相がある;紫、腫れる、潰瘍、出血、壊疽、ひどい疲労を伴う、扁桃と腺の肥大を伴う。喉と肩の外部の腺が肥大化し、こぶのような感じがする。ジフテリアでは、鼻が止まった場合、子供ははっとして眠りから目を覚まし、はあはああえぐ。患者が眠りに落ちてすぐ息が詰まって目が覚める事があるため、ジフテリアや胸部の問題において、ひどい衰弱を伴う場合もまたLachesisや蛇類との関連に気づく、患者は睡眠後に悪化する。

生理が早く来すぎる。「生理の血液は黒っぽく、だいたいにおいては固まりがある」。帯下は刺激性。「下腹部と膣に激しい裂けるような痛み」「クリトリスの炎症」生殖器の腫れ。さて、ここに表されていない重要な事を言わせてもらうが、それは骨盤臓器全体にある痛みの感覚である;時には内部臓器が全てヒリヒリ痛むように感じる。ヒリヒリ痛い感覚;触って常に痛いとはかぎらない。深く根付いた痛さの感覚は生理中特に感じられる。生理期間中ずっとヒリヒリして痛く、皮がむけたよう。「生理は早く来て、量が多く、黒っぽく、しばしば固まりがあり、腹痛と疝痛が先導する」。

このレメディにはカタルの症状と咳がたくさんあり、胸や気管にガラガラという音を伴う多量の粘液がある。呼吸の圧迫、カタル性呼吸困難。特にこれは、症状が合い、肺の沈下性うっ血において、吐き出しにくい粘液が胸部に充満している時のレメデイである;胸部に大きなガラガラと言う音があり、非常に衰弱している。これは、結核の末期段階におけるよい緩和剤である。胸が非常に冷たく、疲労、衰弱がある場合のAmmonium carb.の1服。Stannumのような胸部の衰弱の感覚ではない。大声で咳を出す事がほとんどできない、そして衰弱のため、 Ant. tart.のように粘液を吐き出せない。短い喘息性の咳。

このレメディの不調は特に朝3時に来る。咳は午前3時に起こる。胸部のカタルで苦しむ老人は、朝3時に悪化、動悸と疲労を伴い、冷や汗と呼吸困難を伴いその時間に目が覚める。ほとんど脈がない;心臓が弱い。顔は青白く冷たい。

「非常にだるい」。深刻な感染に関する問題やチフス、ジフテリア、猩紅熱、丹毒などを伴う、またはそれに近い反応。 危機的状態が来る不調において、充分に選ばれたレメディで、患者がひどい疲労状態に陥いるならば、神経性疲労に対して Ammonium carb.とArsenicumが競い合う場合がある。 古い学派で言われる「心不全」を知っているだろうが、非常に具合がいい患者が、遂に心不全で亡くなる事がある。そのような非常に多くのケースにおいて、Ammonium carb.が与えられていれば命を救っていただろう。

「戸外を歩くのを嫌う」「シャワーが嫌いな子供」。ベッドの暖かさからリューマチの痛みが楽になる、寒気が改善する。「暖かい部屋で頭痛がよくなる」「シャワーから症状が再発する;鼻血;青い手;静脈の腫れ」「冷たい空気で悪化する」。

さて皮膚の様相を見てみよう;「猩紅熱にかかったように体が赤い」「突き刺すような感覚を伴う腐敗した平らな潰瘍」「眠気を伴う悪性の猩紅熱で、眠りからびくっとして起きる」「大脳の症状が発症した場合の老人の丹毒」。重篤な疾患や、急性化膿性炎症や丹毒が体表に現われてきた時は、それらを緩和できないなら危険がある。早急にレメディを見つけなければいけない。患者が深刻な内部の疾患をかかえている場合、不健康に見えるおできや、急性化膿性炎症や、丹毒のしみができるのは、決して珍しい事ではない。これらですぐに患者が楽にならない場合は、常に深刻なものとなる。表面化していなくても生命を維持できない致命的な状態を示し、その激しさで生命が破壊されていくだろう。 Ammonium carb.は、このような状態の進行停止を期待するレメディの一つである。もちろん症状の全体性に一致するレメディがその時のレメディである。

********
誤訳がありましたらお知らせ下さい。

shop info店舗情報

Homeopathy-info.Japan

ホメオパシー教材日本語化プロジェクトにご協力いただける方を募っています。よろしくお願いします。